2012年4月10日火曜日

地域活動での苦労(2)

昨日からの続きです。

先日、消防団で会合がありました。

それで、予定時間の10分前に到着すると、分団長から「遅すぎる、もっと早くこい」と叱責されました。

別に、早く来たからといって特に何をするでもなく、その後、会が始まったのは予定時間より遅れたのですが。

このような時間感覚のずれは、田舎ではよくあることのように思われます。

法事などでは、集合時間より30分以上早く着くのが標準のようです。

まあ、法事ならこのような不文律はわからないでもありません。

地縁や友情等の情緒的な結びつきによる集団であれば、今までの慣習に基づいてあうんの呼吸で集合できるでしょう。

確か、このような伝統的な集団をゲマインシャフトと呼ぶのでしたね。

中学だったか高校だったかで習いました。

これに対する概念がゲゼルシャフトで、利害関係を元にした人為的な共同体です。

明確な目的意識の元で、役割分担と厳格な規則を運用します。

構成員はある種機械的に、感情を廃して役割をこなしていく。

消防団ももちろん、ゲゼルシャフトのはずです。

であれば、このような不文律は迷惑なだけで、集合時間はきっちり守る方が正しいのではないかと思います。

ちなみにある人は、仕事で待ち合わせ時間より10分早く着きそうなときには、途中で時間をつぶして直前に到着するようにします。

だいたい、1〜3分前に到着、というのが理想です。

その方が、相手に余計な気を使わせることもないように思うのですが・・・

皆さまはこのような会合での集合時間について、どう思われますか?

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2 件のコメント:

  1. 初めまして、大変ですね。

    私も都会から田舎に来て、地域行事の多さには戸惑ってます。
    3世代同居が当たり前の田舎では夜に子供だけを一人残す親の不安を理解できない大人が多いようです。
    私のところでは操方大会が終わりほっとしたところです。
    「あんたらといるとストレスが溜まっておかしくなる」といって消防団を辞めた都会からの移住者が私の地域にいますが、発言はともかくそういう気持ちにさせた事には全く頓着せず、「アイツはダメだ」の一言で片付けてしまうのはちょっとね・・・。
    だから地元の若い連中も消防団を避けるんですよね。

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  2. 匿名さんも、操法大会ご苦労様でした。

    すごいことを言う人がいるのですね。私はそう思っていたとしても、とても言えません。
    まあ、今回はさほど目くじらをたてるほどのことでもないのですが、消防団も今のやり方ではじり貧になるのは目に見えていますし、消防団幹部の意識改革も必要ではないかな、と思います。

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